只今、製作中「私も手伝うニャン」
我が家の裏にある山から、親を探して下りてきた黒い子猫(まだ名前は有りません)
多分親は亡くなっています。
数日前に家の裏の花壇に黒猫が死んでいました。ほぼ白骨化していました。
亡骸に土をかぶせ小さな石を敷き詰めて弔ってやりました。
私は一月ほど前に子猫の鳴声を聞いた覚えが有りましたが、それほど気にも留めませんでした。
亡くなった黒猫を弔った次の日に、黒い子猫がその傍らに座りながら泣いていました。やがて泣き疲れ、お墓の側で寝てしまいました。たぶん亡くなった黒猫が親だったと思われます。
子猫は毎日、毎日泣きながら、そのお墓の付近を離れようとしません。私はご飯や水や箱を用意してやりました。
夜はとても寒い日が毎日続き、私はとても心配しましたが、近づくと一目散に逃げてしまいます。
仕方がないので、ご飯と水は欠かさず置いておきました。
数日経ち、やがて子猫は勝手に家に入ってきました。女の子でした。
今は何となく我が家に住み着いています。
「何しているニョ?」
「クロスステッチ刺繍よ」
「じゃあ、私が手伝うニャン」
「ありがとう、ちょっとそこを押さえていてね」
「これでいいニョ?」
「そうそう上手ね、やっぱり女の子ね」
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